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小学校低学年時代はお年玉やお小遣いのほとんどが、
ファミコンとミニ四駆で消えてました…


そんなファミっ子&ミニ四好きの私がこのゲームに反応しないわけがありません。このファミコンソフト「レーサーミニ四駆」町内に一人は必ず持ってたのではないでしょうか。

発売は1989年で、ミニ四駆ブーム最高潮の年です。同時期にはコロコロコミックで、徳田ザウルス先生の「ダッシュ四駆郎」、おちよしひこ先生の「GO!GO!ミニ四ファイター」、こしたてつひろ先生の「燃えろ!アバンテ兄弟」などが連載していました。

コロコロ少年の私がブームに乗らないわけがありません。しかし、お小遣いも限られていますから、やりくりは大変でしたよ。マシンは一台600円程度なのですが、少年にとっては大金です。マシンを買うかパーツを買うかは悩みどころです。「ハイパーミニモーター」「スポンジタイヤ」などを買い揃えていた時にはワクワクしたものですよ。


このゲームでは、フランコ・ハカセ・カマコ・ミナコの四人からキャラを選んで、ルーレットでイベントを起こしながらお金を貯めてマシンやパーツを揃えます。一定ターン数を終えるとレースが開催されます。

それぞれのキャラの特性によって、止まるマスのイベントの反応が変わります。フランコやカマコは行動的なイベントでは強いけどテストとか知的なマスではマイナスになりやすかったり。ハカセ・ミナコはテストに強かったりとキャラ選びも重要です。

rmj.jpg


レースまでの期間は初期に設定できるのですが、ソレまでの期間でマシンを最良の状態に持っていくのはとても困難です。電池やモーターは買えても、ローラーやタイヤを買えずにレースで即コースアウトなどがありがちなパターンです。私の周りではトーナメントを勝ち残れた人は居ませんよ。凄い人だとルーレットのマス目を目押しして、最高の状態に持っていくようですが、そんなスキルはもてませんでしたよ…

レースというよりボードゲーム的な要素で遊んでましたね私は。
大きな特徴としては、キャラクターの一喜一憂する「バイオリズム」でしょうか。良いマスに止まると向上し、悪いことがあると低下します。あがる時はドンドンあがるし、下がる時は急降下します。なんだか、実際の社会における生活みたいで妙にリアルですよ。私は嫌な事があるとこのシステムを思い出しますねぇ…

マシンの種類も結構多いのも良かったですね。
最初から選べる「ホットショットJr」などをフルチューンするも良し。高額マシンに変えてみるも良しです。人気マシンだとやはりアバンテJrですね。最高クラスだとエンペラーシューティングスターなどのダッシュマシンもありました。私は当時小学2年生に連載中の、「ミニ四トップ」の影響でライジングバードを買うのに必死になってましたね。最強だと信じてましたから。当時最新のシャーシであるタイプ3の赤ということで、一部で話題だったのですよ。


このソフトは、古いミニ四駆世代の私のおもひでの一本ですね。
最近、また新たなミニ四駆が出始めているようです。
世代を超えて楽しめるミニ四駆に期待したいですね。

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