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今年の高校野球の決勝は凄かったですね。


先日の日記でもチラッと触れましたが、今年の高校野球は本当に熱かったですよ。歴代でも最もホームランが出た選手権大会でありながら、決勝戦の全く点が取れない投手対決は手に汗握る激戦でした。

3連覇を狙う南北海道代表の駒大苫小牧、伝説の野球人『王貞治』ですらなしえなかった初優勝を狙う早稲田実業の大激戦。駒苫はエース田中投手の調子に波があるため、苦戦や逆転といった試合もいくつかありましたが、得点力があるチームバランスで大得点を得て勝利を重ねてきました。一方、早実のエース斉藤投手は甲子園での全試合通して948球という異常ともいえるような投球数にもかかわらず、2点以上の失点を許していないというとんでもない活躍でした。

両チームのエースとも決勝までにかなりの数を投げていたため、決勝戦では疲労による点の取り合いが予想されましたが、その予想に大きく反して投手同士の意地と意地のぶつかり合いという凄い展開でしたよ。


日曜日の決勝では、終始0vs0の激戦が続き8回ウラでようやく駒苫が1点取ったと思ったら、すぐに早実が取り返し甲子園でもまれに見る15回までの一進一退の攻防、本当に凄かったですよ。野球っていうのは、点がボンボン入れば楽しいというわけではないということを見せ付けられた試合でした。

15回ドローの為、翌日に勝負が持ち越されたわけですが、さすがに両チームの疲労からして二日目は点数が動く試合になるかと思いましたが、またも投手同士の意地の対決。全く点が入らない試合展開には、田中投手と斉藤投手の意思の強さに驚愕しましたね。150kmの剛速球に変化球を持つ田中投手と、140km以上の緩急のあるスライダーを操る斉藤選手。まさに、超高校生級の対決でした。

2日目は、早実が若干のリードで進みましたが、早実が点を取れば駒苫が一点返し、追いついたと思ったらまた早実が差をつけるといった絵に描いたような大混戦。見ているだけでハラハラしましたよ。

そして、4対1と早実3点リードで迎えた最終回。駒苫もうダメかと落胆しかけたところで、ツーランホームラン。あんな展開誰が予想できたでしょうかね。もう、感動ですよ。

そして、あと一点差まで迫ったツーアウトの最終打者があの田中投手でした。最後の最後に、斉藤vs田中の直接対決ですよ。もう、漫画でもこんな凄い展開ありませんよ。この時点で、道民の多くは感動で涙したかと思いますよ。作られたものではない、自然の演出。いや、この対決が偶然などではなく『必然』であったかのような状況に、感動せずにはいられませんでした。

田中投手が最後の打席で、ファールで何度も粘る様子には本当に心が動かされましたね。そして、相手の斉藤投手もストレートで勝負してくれた事に本当に感動しましたし、その心意気がとても嬉しかったですよ。


結果として、北海道代表は敗れてしまいましたが、負けたからといって恥ずべく事ではないすばらしい試合でした。心から準優勝おめでとうと言いたい試合でしたね。


余談ですが、田中投手は月曜日の試合前まで腕が痛みで上がらなかったと聞きます。それでも普段と変わらず、いや普段以上の投球を見せてくれたのは尊敬すべき事だとおもいましたよ。見た感じそういう様子を感じさせないのはさすがです。両チームに言える事ですが、最後の試合で疲れているでしょうに、試合前に笑顔を見せてくれていた事がとても素晴らしいと思いましたよ。

私が生きている間に、こういう良い試合があと何度見れるかなぁ・・・

( ´∀`)斉藤選手のトレードマーク、蒼いハンカチが各所でバカ売れらしいよ。
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