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Web Comic Rankingでも有名なこの作品がコミック化されていましたよ。先日札幌に戻ったとき発見して真っ先に買いましたよ。タイトルから解るように、オタクを父に持った娘さんのお話です。最近はこの手のお話は結構有るのですが、この作品はちょっとほかの作品とは違うのですよね。


たとえば、同じくオタクの父とその家族を描いたウェブコミック週間おたくのパパは…」の場合は、パパは当然おたく(アニメ・美少女フィギュア)なわけですが、ちゃんと結婚してますし回りにも認知されています。娘の美星もその環境でそだってしまってすっかり順応してしまってます。普通はおたくと家族が描かれる場合は、まったく環境に順応しない隠れオタか回りの環境に認知されたオタなのですよね。


おたくの娘さん」というこの作品では、お父さん森崎耕太は26歳のおたく(漫画・美少女フィギュア)なのですが、独身で普段はアパートからも出ることがない生活をしています。仕事は同じアパートに暮らす『クレアラシル☆森羅』先生のもとで漫画家アシスタントをしています。エッチな漫画家という一面もあったりします。そして娘は、実は高校時代に不意に出来てしまった娘でそれまで一緒に暮らしていないどころか、自分に子供が居るなんて事も知らなかったのですね。

娘の叶(かなう)は、母が借金を抱えて失踪してしまい、母に聞いた父をさがしに彼岸荘を訪れたのです。当然まだ見ぬ父親に期待を抱きながらですね。しかし、実際会って見るとかなりのおたくだった訳で、自分の父親のイメージが『パパ』から『変態』へ急降下してしまいます。耕太のたまに見せる父親らしい一面から、『お父さん』に落ち着きます。


それまでオタクと直接かかわる事がなかった叶が、少しずつ譲歩しながらも耕太を父として一緒に生活する様子が非常に面白く描かれています。今後の展開も気になりますね。


漫画はすたひろ先生の公式HP「すたひろBOX」でも読むことが出来ますよ。

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今更読みましたよ、『ヒカルの碁』。
正直なところ当時ジャンプ読んでいた頃、引き物だった為飛ばしてましたよ。ですので、内容は良く解らないけど「碁」はないなとおもって読まなかったんですよ。最近、全巻借りて読んでいるのですがここまでハマる作品とは当時の私の目は節穴でしたよ…

タイトルが『ヒカルの碁』であるように、内容としては主人公が「碁」に目覚めていろいろあるのかなと言うのは想像できたのですが、「将棋」以上に核家族化社会になじみの薄い「碁」ですから、正直四でも良く解らないだろうなと思っていたのです。おそらく、第一印象としては多くの方がそうなのではないでしょうか。しかし、この作品は「碁」のルールが全くわからなくても十分読めます。作品中でも「碁」のルールとかについてはほとんど触れる事がありません。どうやって勝ったのかとかも正直良く解りません。『雰囲気漫画』なんですよ。

逆に「碁」に詳しい人のほうが、読んでいていろいろと思うところがあるようですね。作品で対決時に描かれる棋譜はすべて実在したの試合による棋譜を使っているらしいのですよ。ですから、「碁」に詳しい人は見ただけで、「これは○○戦の棋譜だから、こっちが勝つな。」とかその後の展開までわかってしまったみたいですよ。



細かいストーリーはwikiに書いてあるのでそちらを見ていただくとして、大きく分けてヒカルの成長と佐為との出会いから別れまでの「佐為編」と、その後のヒカルの活躍を描いた「北斗杯編」の2部で構成されています。

「佐為編」では普通の高校生のヒカルがいかにしてプロになっていくかが描かれているのですが、「プロ」になってアキラに追いつくという一つの目標のために、「地域の囲碁倶楽部」⇒「中学校囲碁大会」⇒「棋院」⇒「プロ」とステップアップしていくヒカルの成長につれて、それまでの仲間やライバルだった人たちが容赦なく切り捨てられる様子が淡々と描かれているのがとても印象に残ります。「プロ」になることの厳しさが伝わってくる感じがしますよ。



名作と名高いヒカルの碁で、唯一波紋を呼んでいるのがその終わり方ですね。一説にはあの国が圧力を掛けたからとも言われているそうですが、真偽のほどはどうかは解りません。

この作品のスタートからラストで、漫画担当の「小畑健」先生の絵のタッチがかなり変わりました。「あやつり左近」から「デスノート」へですね。

「"力"が欲しいか!? "力"が欲しければ… くれてやる!!」


まとめ買いしちゃいましたよ。少年サンデーのなかでも名作名高い「ARMS」。サンデーはパトレイバーをを初め名作を生み出す土壌はありますよね。

ARMS」は今から10年位前に週間少年サンデーで連載して居たのですが、そのときは私は読んでなかったんですよね。私が始めに触れたのは、テレビアニメ化された、「PROJECT ARMS」のほうでした。


『ARMS』とは45億年前に地球に落下した隕石と思われる金属生命体から生まれ、それをめぐる計画に巻き込まれた『オリジナルARMS』の4人の少年少女の物語です。

ストーリーはあまりに複雑なので説明しませんが、息つく暇なく追い詰められるオリジナルARMS。でもそれはすべて『プログラムジャバウォック』の過程における計画上の出来事でしかなかった。そのために敵も味方も多くの人が犠牲になり、多くの憎悪が生まれます。その憎悪こそが主人公高槻涼のARMS「ジャバウォック」を成長させる糧になるのですね。

ジャバウォックの力は反物質を生み出す事で、世界のすべてを消滅させる事ができます。世界を憎むアリスが生み出したその最強のARMSによる破滅こそが、アリスの望みであり『プログラムジャバウォック』なのです。


こんな感じのお話なのですが、次々強い敵が出てくるところなんかは少年誌っぽいのですが、主人公を取巻く敵の流れがなかなか凄いです。

「強敵A現る」⇒「主人公の周りの人を皆殺し」⇒「強敵Aを倒す」⇒
「強敵B現る」⇒「強敵Aと共闘」⇒「強敵A惨殺」

初め出た時かなり凶悪で、随分殺戮を繰り返してたような相手と和解できて仲間になっちゃうのですね。ストーリーが進むにつれより完全体に近い強い適が出てくるんだけど、その際にそれまで戦ってた強敵は主人公達を守るようにして倒されていきます。この流がちょっと凄いですよ。コレもまたプログラムの一環なのでしょうけどね。


お話の内容がとても濃いのでかなり面白い作品ですよ。
一つだけいえることは、どんな最強のサイボーグやARMSよりも、忍者でサラリーマンの主人公の父親が一番強かったという事ですね。つまり、この作品が伝えたかったのは働くお父さんは誰よりも強いという事と解釈してみますよ。

PROJECT ARMS

tokikake_s.jpg



時をかける少女といえば今から20年以上前原田知世主演で作られた映画です。
その後、20年に渡って何度かドラマ化や映画化された世代を超えた名作です。


そして、この2006年夏公開された劇場版アニメ映画の話題作の一つですね。今回の映画の中で圧倒的話題作であった「ゲド戦記」の評価があまりにも低かった一方で、高い評価を集めたのがこの「時をかける少女」でした。


この夏公開された時をかける少女は、20年前の映画から20年後のお話です。物語の中で20年前にタイムリープを繰り返した少女が魔女おばさんとして登場し、今回の主人公真琴に助言を与えます。主人公の真琴は、下校途中に電車に引かれてしまう事故に巻き込まれてしまい命を失ったはずでした。しかし、彼女は生きてました。事故の直前にタイムリープして、事故にあうという未来を回避する事ができたのですね。

タイムリープが使えるということに気づいた真琴は、何度も同じ時間を繰り返して最高の一日を楽しみます。しかし、タイムリープで時間を戻すという事は一つの未来を回避するという事です。そのことの重要性に気づいたときには、タイムリープの回数はもうほとんど残ってなくて非常に苦しい選択を迫られる事になります。

こんな感じのお話ですね。


根本的なものストーリーは、20年前の原作とあまり変わらないです。それが現代風にアレンジされているといった感じですね。実際、タイムリープなんて事が可能になれば、休みの日をなんども繰り返したくなるのが人情。人生にリセットボタンが付くわけですから、フラグもいろいろ立つ訳ですよ。ただし、タイムリープは一つの未来を完全に閉じてしまい他の未来へ向かう事ですから、あるいみパラレルワールドといって良いかもしれません。パラレルワールドというと、ドラえもんのび太の魔界大冒険パラレル西遊記を思い出してしまい、そう考えると少し怖いですね。それまで信じてきた日常が崩壊してしまうという恐れもあるわけですからね。


タイムリープで少女というと、そのままの名前で「タイムリープ」という作品も過去にありました。やはり主人公は女子高生なんだけど、女子高生はタイムリープの能力が備わりやすいようですよ。
ota.jpg



噂には聞いていたけどなかなか面白い作品でしたよ。


お話の内容は、ごく普通のBL好きでオタクな腐女子の浅井留美が偶然クラスでも人気の美男子千葉君とその親友の阿部君が一緒にいるところを見てしまいます。普通の感覚なら友達どうしだから一緒にいるのは当たり前なんだけど、それをなぜか『マジヤオイカップル』と勘違い。2人の秘密を知ってしまったと思い込んでしまいます。そのあと阿部君が絵のモデルに成ってあげたりいろいろとフォローしていくんだけど、その間に浅井さんのことを好きになってしまいます。普通ならそこで恋愛な展開になっていくんだろうけど、美少年ヤオイカップルを見てるのが好きな浅井さんが、「でもやっぱり阿部君は千葉君とのがお似合いだと思うの」と返してしまいます。

お話をとおして一般人とのそんなすれ違いがとても楽しめますよ。会話の内容も解る人にしかわからないことを平然と言うので、ほとんど会話になってなかったりする様子とかも面白いです。

オタである事を恥じないで終始マイペースの浅井さんがまた良いのですよね。アニメで新キャラがでたら、見る基準が「攻めかな、受けかな?」とかだったり、クラス一の美男子千葉君ともお話しているのを妬かれて教科書など捨てられるのですが、全プレ応募アイテムの無事に安堵したり、天然オタク振りが心地よいですよ。

阿部君が「つまり、浅井のこと好きってことさっ☆」なんていおうものなら、その反応が「かっ、カオル君!?」ですよ。浅井さんは告白されても、自分を少年に置き換えてBL風にしないとイメージが出来ないので、エヴァの碇シンジと渚カオルに置き換えてしまうといった展開。つねに、反応が斜め上を行ってる所も面白いです。(エヴァの『カオル×シンジ』は伝説のカプッリングとして有名です)


最近ありがちの普通のオタク漫画(古い漫画のネタをネタとする)とは全く違った視点で描かれてますし、お話のテンポも非常に読みやすいですから興味があれば是非読んでみてほしいですね。

最も読む人によって、何が面白いのか理解できない点がかなり多いと思いますので注意が必要ですよ。(ヒント:鋼錬、SEED、ガンダム1st、エヴァ、同人誌)
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